5,400円以上(税込)で送料無料(北海道・沖縄は送料550円)
ホーム > 【サプライヤー訪問シリーズ2024  玉ねぎ🧅/株式会社 産直南島原さん@長崎県南島原市 】<前半>

【サプライヤー訪問シリーズ2024  玉ねぎ🧅/株式会社 産直南島原さん@長崎県南島原市 】<前半>

2024年11月1日
イベント

今夏、生産者様訪問を実施しました🥟🧑‍🌾!

こんにちは、餃子のビッグファイブです🐖✨
8月8日・9日の2日間、グリーンコープ(以下GC)専用商品の生餃子に使用している玉ねぎ・キャベツの生産者さんへそれぞれお伺いさせて頂きました☺️

取扱商品について厳しい安全・安心の基準を設けているGCさんと契約されている生産者さんは、一体どのような畑でお野菜を育てているのでしょうか?


8月8日、玉ねぎ生産者の産直南島原さんにお伺いしました!

今回ご紹介するのは、株式会社 産直南島原さんです。
弊社のGC専用生餃子に使用している、玉ねぎを生産されています🧅

熊本港から島原港までフェリーに乗り、車で40分と少し🚗💨
雲仙普賢岳のふもと、長崎県島原半島の南部に位置する南島原は、冬季の温暖な気候を活かした野菜の生産が盛んな地域です。
心地良い風を感じながら車を走らせると、緑に囲まれた傾斜地に作業場と併設された事務所がありました。

笑顔で我々を出迎えてくださったのは産直南島原 代表取締役の林田さんと、甥の伊藤さん。
林田さんは高校卒業後は一旦農協に就職。その後義父の跡を継ぎ、就農して25年になるそうです。

写真左から2番目が林田代表、3番目が甥の伊藤さん
写真左から2番目が林田代表、3番目が甥の伊藤さん


最初はジャガイモの栽培から始まり、今はジャガイモに加えて玉ねぎの栽培を行っています。
会社を始めた当時、社名の冠に「産直」を入れたのは林田さん。理由は南島原市産ということが分かりやすいから、と話されましたが、「産直」はGCさんが大事にする基準。さらりと重要な社名の中に入れ込んだことに、二者がともに歩んできた歴史を感じました。
(※GCさんの野菜・果物は一部を除き生産者さんとGCさんが栽培内容や価格・数量を話し合って取り扱っている産直品です)

早速、事務所から畑へと車でご案内して頂き、数分で到着しました。

GCの担当者さんと共に畑に伺いました
GCの担当者さんと共に畑に伺いました

産直南島原さんは現在7軒の農家から成っており、主にジャガイモ・玉ねぎを作られています。火山の斜面を畑にするため、昔から石積みで段々畑を作ってきました。段々畑は一枚一枚の畑はあまり広くなく、効率は良くないのですが、水はけが良く、ジャガイモと玉ねぎの栽培に向いているそうです。
周囲の畑にはまだ石垣を積んだ畑が残っていました。
石垣を積むことで雑草が生えづらくなることや水はけが良くなること、農作業の事故防止(土手が崩れるのを防ぐ)などのメリットもあるようです。

今は残念ながら玉ねぎ畑は時期ではなく何もない状態とのことで、先にジャガイモ畑を見せていただきました。伺った際はまだ植え付け前で、草取りが済んだ綺麗な状態でした。

植え付け前のジャガイモ畑
植え付け前のジャガイモ畑

ジャガイモは基本年に二作で、2月に植え付けたものを6・7月に収穫(春作)。そして8月は苗の植え付け時期で、12月に収穫予定(秋作)とのことでした。連作障害は基本出ないとのことです。

林田代表が畑の前で栽培方法について説明してくださりました
林田代表が畑の前で栽培方法について説明してくださりました
弊社の川原も真剣にお話を伺います
弊社の川原も真剣にお話を伺います
夏のよく晴れた日の取材でした
夏のよく晴れた日の取材でした

畑は見晴らしがよく風が吹き抜ける場所にあり、赤土の段々畑が遠景まで見渡せました。
標高200mほどで、昼間は街より3度ほど涼しいそうです。
この土地の人々にとってはいつも見ている何気ないであろう光景ですが、一つ一つ土地を整備して畑を耕し、地元の方々の手で作り上げてきたその賜物の景色で、美しいと感じました。

そこここに石垣を積んだ畑が見られます
そこここに石垣を積んだ畑が見られます

次に、こちらも植え付け前でしたが玉ねぎ畑を見せていただきました。

玉ねぎ畑が眼下に広がります
玉ねぎ畑が眼下に広がります

玉ねぎは基本年に一作で、種蒔きから収穫まではおよそ5ヶ月間かかるそうです。8月に種を蒔き12月に収穫。冷蔵庫に貯蔵しながら9月くらいまで出荷されています。
玉ねぎの種は5〜6品種。種屋さんから購入しているとの事でした。時期によって少しずつ品種を変えているそうです。同じ品種をシーズンを通して最後まで作り続けることはないとの事でした。
種を畑に直に蒔いて、そのままでは大きくならないということで、苗を育てるための畑があります。種蒔きから40日後、苗が20cmほど育った段階で手で取り、本圃(収穫まで生育させる畑)に機械で植えつけを行います。

マルチシートを張った状態の玉ねぎ畑
マルチシートを張った状態の玉ねぎ畑

機械で植え付けると省力化はできますが、畝を覆うマルチシートの穴が大きくなり草が生えやすくなってしまうということで、機械で人間の手を代替することの難しさを感じました。
そして大変なのは、無農薬ゆえにやはり草取り。年に2回の除草作業で終われば良い方とのことでした。
また、やはりアブラムシなど虫との戦いにも苦心されています。

取材中には時折笑顔もこぼれました
取材中には時折笑顔もこぼれました


気になる記事の続きは、後半で!

さて、長くなりましたので前半はここまで!
ここまでお読み頂き、有難うございました!
後半では野菜作りに重要な土作りについてお話を伺いつつ、作業場で収穫後の玉ねぎの梱包の様子を拝見させて頂きました!
後半もお楽しみに☺️


※サプライヤーとは、原料供給者さんのことです
※産直南島原さんの玉ねぎは、グリーンコープ専用の餃子に使用している原材料です

 

カテゴリー一覧