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GYOZA LABO特別編 -5児を育て上げた、餃子屋の母ちゃん物語-

2022年2月8日
コラム




最近、鹿児島市宇宿町の「ひぐちバレエスタジオ」さんの駐車場に、何やら不思議な建物があるのを目にした方はいらっしゃいますでしょうか🩰
実は、餃子食堂まさだやの冷凍生餃子無人販売店舗『ちゃこばあの生餃子』の開業準備中です👵🏠 

現在、開業準備中です!

無人販売店舗『ちゃこばあの生餃子』は、ビッグファイブと関わりの深いお店です。
通称「ちゃこばあちゃん」こと政田久子は、ビッグファイブの創業者であり、現社長です。
昨年、クラウドファンディングで多くの方々の力を借りて、彼女の山あり谷ありの半生を一冊にまとめた本が出版されました。ご支援頂いた方、いつもビッグファイブを応援して下さっている方々に本当に感謝、感謝です🙏✨
本日のGYOZA LABO特別編では、無人販売店舗『ちゃこばあの生餃子』のデザインコンセプトにもなっている一冊の本-
『ビッグファイブ 包んで、笑って。-5児を育て上げた、餃子屋の母ちゃん物語-』の内容の≪前半≫を、短くまとめてご紹介させて頂きます😌

【第1章】ゼロからの起業
 〜5人の子どもたちを抱えて


離婚する時の夜。友達の車に5人の子どもを乗せ、夜逃げ同然に家を出た。
当時、久子38歳。お金は全くなかったが、なぜかウキウキしていた。これから自分の思うように生きられる、自分の夢が持てるとうれしくてしょうがなかった。3歳から中3までの5人の子どもたちが唯一の財産で、希望の光。
この子どもたちを、大きく立派に育て上げたい。一生懸命働いて、私らしく生き切りたい。そんな夢が、そのときから始まった。

それから、前夫のお父さんからの誘いでお肉屋で働くことに。ちょっと面食らう提案だったが、ここで思い切ってイエスと言ったことが、ちゃこばあちゃんの生餃子が生まれる運命の別れ道となった。
前夫の実家のお肉屋さんで、運命とも言える餃子作りに出会ったのだ。
配達の仕事をしながら、毎日のように餃子作りを手伝う日々。
当時はお肉屋とは別の仕事もしており、掛け持ちで3つか4つくらい仕事をしていたという。

そんな日々の中、以前の職場の先輩の声かけをきっかけに生命保険会社で餃子を売るようになった。原付バイクの前と後ろ、足元にも餃子パックの入った箱を山積みにして、あちこち売りに奔走。
商売の楽しさを味わい芽生えたささやかな夢ー
「小さくてもいいから、自分のお店を持ちたい」という久子の思いに、「あなたは商売が好きだから」と義父・伯母ともエールをくれた。

伯母が無償で建物を貸してくれて、いよいよ4坪の小さなお店がスタートした。
餃子のレシピ開発には街の中華屋の店主にも助けられた。
初めは「ピザファイブ」という名前だったが餃子が評判になり
「ピザと餃子のファイブ」に名前を変更。
1台に3人ついて製造する半手動の餃子を包む機械も増やし、仕事は順調だった。

ピザの製造・販売も行なっていました

【第2章】会社も子どもたちもビッグに 〜ビッグファイブの誕生

昔の工場の様子です

決断したら即実行。“掘っ建て小屋のような”…と悪気なく言われるような小さなお店が、草牟田というまちへ移転した時も久子の行動は素早かった。
スーパーの跡地で40坪。デパートやスーパー、商社など大きな会社との取引も始まっていた。
会社組織にしようと決めたのもそのころ。
5人の子どもも大きくなるよう、ファイブではなく「ビッグファイブ」という名前に。久子は有限会社ビッグファイブの初代社長に就任した。
会社が成長することと子どもたちが成長することは、別なことみたいだが、実は別ではない。きっと幸せな人生の両輪だ。

こんなこともあった。
当時、仕事は増える一方の上り調子だったが、どうしても新しい機械を購入する一千万円の資金が必要になった。しかし貯金は100万円。意を決して相談に行った地元の信用金庫で、「財産は、5人の子どもだけ」と切に訴えた。
今では驚くような話だが、その支店長さんは何とか一千万円を貸してくれたのだ。

その後、導入した全自動機械の導入で、大量生産が可能に。
そのおかげで、大手の流通商社が積極的に販売してくれ、商圏は南九州から九州全域に広がった。
40坪の草牟田の工場も手狭になり、1997年には100坪の小野の工場へ移転。

1990年代は鹿児島黒豚のおいしさが全国的に注目され始めた時期。
他社の方からのアドバイスもあり、ありそうでなかった黒豚餃子をみんなで深夜まで試作し、試食。
黒豚のブロック肉を使ったり、地元産や国産の野菜を使ったり。
原材料が高くなっても、どこにでもあるものは作りたくない。
嬉しいことに、大手スーパーや地元の有名デパートも宣伝販売に協力してくれた。
黒豚餃子はビッグファイブの新しい看板餃子となり、より多くの人に届く商品となった。

「私の餃子を、たくさんの人に食べてもらいたいなぁ。できれば、日本全国の人に食べてもらいたい。おいしい、おいしい。ふうふうふう、と笑顔をこぼしてもらいながら」
ビッグファイブの餃子を日本全国にーその大きな目標は、黒豚餃子の誕生でよりいっそう明確になり始めた。

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さて、本日のお話はここまで。ここから後半、
【第3章】人生でいちばんの転機 〜運命の出会い
【第4章】育てること、育つこと 〜母、ソヨさんから学んだこと
【第5章】心で生きる 〜これからの時代へのメッセージ
へと続いていくのですが、≪後半≫は何やら久子にドキドキの運命の出会いがある様子…?!🌷👀
より詳しいエピソードが知りたい方は、本のご購入も可能です。ご希望の方は、こちらをご覧ください📔✨





ぎょうざのビッグファイブ情報

工場直売所でも販売している鹿児島産黒豚入り生餃子の「うんまか生餃子・しそ生餃子」をビッグファイブの公式通販サイトからお取り寄せ・ご購入できます。冷凍でお送りするので味の品質が全く落ちないのが強みです。

鹿児島にお住まいの方はイオン鹿児島さんの近くにお店がありますので、ぜひお立ち寄りいただけますと幸いです(^^)

〒891-0115 鹿児島県鹿児島市東開町4-74

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鹿児島産黒豚入り しそ生餃子(12個)タレ付
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